成人式の振袖準備ガイド

お母様の思いも込めた振袖リメイク!親子2代で同じ着物を楽しむ方法

 

ご家庭によっては、お母様の振袖を娘が着用するという着こなしを、楽しむ方もいらっしゃいます。「母から娘へ」とつながり、親子の思い出になるとてもすてきな方法ですね。また、振袖をさまざまな形にリメイクしてさらに大切に使うという方法もあります。

母親の振袖着用にはメリットがたくさん!

お母様の着用した振袖は、きっと20~30年以上前のもの。大切に丁寧に保管されていた振袖や着物は、まったく見劣りがしません。最近は、古典的な絵柄やモダンなデザインに人気が集まっているので、とてもおしゃれに見えるでしょう。また、お母様の振袖を着用してトレンディに着こなすことも注目されています。

今注目は親子で思い出を共有する「ママ振袖」

個性的な着物が着たいと思っていらっしゃる方や、和風アレンジの好きな方にとって、ビンテージ着物は魅力です。よい着物は何年も着られるもので、20~30年前、ときにはそれ以上経過した振袖であっても高級感は変わらないものです。

最近注目される「ママ振袖」。もちろん、お母様やおばあ様が使ったものなので、親子の絆を振袖がつないでくれる……そんな温かい気持ちがこもった着物です。また、お母様が持っていないと「ママ振袖」は着られないので、特別な気持ちで着用できるのもうれしいですね。

親子のよい思い出になる

お母様が成人式で着用した振袖は、20年以上前に購入されたものかもしれません。和装が好きな方なら、そのあとも結納や結婚式などで着用されていることでしょう。もし、そのころの写真が残っているなら、お母様と同じ振袖姿の写真を撮ることができるのは魅力ですね。

お母様の写真にあるのと同じポーズの写真を撮って、ユニークな思い出として残しておくこともできます。

お母様の振袖着用はコスパよし!

振袖や振袖一式をお母様がお持ちなら、レンタルコストを抑えるうえでも、家計にやさしい成人式になります。着物は自前で、草履やバッグなど小物だけレンタルする方法もあります。小物はお気に入りの色でアレンジしたり、友人と合わせたものにしたりして楽しむことも可能です。

振袖をドレスや小物にリメイク!手順とおすすめのアレンジ

絵柄や色が合わない、シミや変色が発生している、サイズが大きく違うなどで振袖として着用するのは難しいというときは、形を変えたリメイクがおすすめです。訪問着にしたり、ドレスや小物を作ったり。

すてきな絵柄や、お母様の思い出のある振袖を、手元に残しておく方法をご紹介します。振袖自体はとても高価なものですから、振袖全体、もしくは汚れていないところを利用しましょう。

まずは着物のチェックとお手入れから

まず、ご自宅で振袖を広げて着物全体をチェックします。とくに、胸元や衿、身八つ口、長い袖の袂、裾の状態は、リメイクのポイントになります。これらの部位に大きなシミや汚れ、カビや変色がなければ、「丸洗い」や「洗張り」、「シミ抜き」程度で済むことがあるので、振袖として使うことができるでしょう。

正絹の振袖や着物は、天然繊維なだけに虫も寄ってきます。「京都きもの友禅」など着物専門店では、技術のある職人により、虫食いの穴埋め、柄足し、金彩の修復・復元等も行うことができます。丸洗いや洗張りで整えた後、気になる部分があるなら修繕して着用しましょう。

振袖や着物のお手入れは「京都きもの友禅」に相談

振袖や着物に付着してしまった汚れは、お湯を使わずに汚れを落とすことが基本です。正絹などの高品質な天然素材は、水分を吸収すると固くなったり、高温が生地を傷めたりするきっかけとなります。また、振袖などの袷の着物の表地と裏地では洗った際の収縮率が違うため、ご家庭での洗濯は厳禁です。気になる汚れが見つかったなら、まず専門店に相談しましょう。

「京都きもの友禅」でも、振袖やお着物のお手入れが可能で、お預かりしてクリーニングしています。汚れが落ちない場合には、振袖としての仕立て直しは難しいかもしれません。そのときは、素材としてのリメイクを考えてみましょう。

振袖リメイク前の気になるお値段の目安

振袖(裏付)を専門店に出すと、洗張り(着物の縫製をすべてほどいた状態で洗う。解き代が別にかかる場合もある)の目安は約1万5000円~となります。丸洗いは約5,000円~8,000円、虫食いの穴埋めは1か所約5,000円~、シミ抜きは原因や状態にもよりますが1か所約4,000円~を目安にしておきましょう。

振袖の仕立て直し〜袖やサイズを直す方法〜

お母様の振袖をそのまま「振袖」として楽しみたい場合は、「仕立て直し」は約4万円~、「身丈直し」や「裄直し」、「身幅直し」は各1万円~で依頼することができます。柄足し、金彩の修復・復元等は、製造した着物メーカーによっても異なりますが、約1万円~3万円が目安とされています。

振袖として着用しない場合は、袖丈を直して短くし、訪問着として着用できます。袖丈直しは約8,000円〜が目安です。袖の柄の配置によっては適さない場合もあるので、着物全体のバランスを考えて、専門店に相談してみましょう。

一度きれいにした着物は、パールトーン(撥水加工)などで、汚れが付きにくくしておくこともできます。振袖なら1万5000円ぐらいから対応してくれる店舗が多いので、次回のお手入れが楽になるかもしれません。

こんなリメイクもおすすめ!振袖がドレスや小物に

とてもすてきな色や絵柄だけど、ちょっと気なるシミの位置。目立つ場所にシミ跡などが残ってしまいそうというときには、思い切って振袖を「着物ドレス」や「洋服」、「小物」、タペストリーなどの「インテリアアイテム」に変える方法もあります。

着物ドレスとしてアレンジしたものを、結婚式のお色直しで着用しても、お母様はきっと大喜びです。高級で高価な振袖、何より親子の思い出となる着物ですから、リメイク方法も楽しみましょう。

母親の振袖を現代風に着こなすには?

お母様の振袖を着たい!そんな気持ちがあっても、周囲との印象が変わりすぎるのも気になるかもしれません。そこで、お母様の振袖に、帯や小物を現代風に合わせることで、モダンにアレンジすることができます。

帯や小物を変えてアレンジした着こなし!

振袖を含めて着物全体にいえることですが、着物よりも帯のほうが年代を感じさせやすいことも特徴です。帯は結んだりするため、劣化も早い場合があります。

そこで、お母様の振袖を着用するなら、帯の選び方を工夫し、モダンな印象になるようにしてみることもおすすめです。着物の中に含まれる色がいくつか含まれる帯なら、バランスのよいアレンジが楽しめます。

見える面積は少ないのに、顔の表情や着物の印象を変えることもある「半衿」や「重ね衿(伊達衿)」。色や刺しゅう入りのものを、アレンジして楽しむこともできます。また、アクセントになる「帯締め」や「帯揚げ」も変えて、イメージチェンジしてみましょう。

もちろん、バッグや草履、ショールもイメージチェンジのための必須アイテムです。色だけでなく個性的なものを合わせることもできます。

振袖・帯・小物は変えずにヘアメイクでイメチェン!

振袖や帯、小物一式を「ママ振袖」などで楽しむなら、自由に流行を取り入れられる、ヘアメイクによるアレンジがおすすめです。髪飾りにも今のトレンド商品を取り入れたり、生花などの花をアレンジしたり、楽しみ方にも幅があります。

お母様の写真と自分の写真を並べて、へアスタイルの違いを比べたり、会話を楽しむきっかけになるかもしれません。

まとめ

ひとつの振袖を親子で楽しむのは、こだわりのある方法です。お母様からいただいた振袖をご自分の成人式で着用したり、リメイクして着こなしたり。魅力的な振袖だからこそ、リメイクも楽しめる!さまざまなアレンジ方法を考えてみましょう。
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