成人式の振袖準備ガイド

ママ振袖をリメイクして成人式へ!必要な準備と費用はどのくらい?

自分の振袖を娘にも着てもらいたい…
ママ振袖を着たいけど、時代遅れに見えないか心配…

最近ではお母様やお姉様が着用していた大切な振袖、つまり「ママ振袖」を着て成人式に出席する方が増えています。

代々受け継がれていく振袖があることはとても素敵なことですね。

では、タンスにしまっていたママ振袖で成人式に出席するためには、どんな準備が必要なのでしょうか?

ママ振り袖を新しい振袖と比べても見劣りせず、華やかに着こなすポイントや注意点もあわせてご紹介します。

ママ振袖のリメイク

おばあさまが選んだ大切なママ振袖。

でも、いざタンスから出してみるとシミやカビなどの汚れや刺繍のほつれがあったり、お嬢様のサイズに合わないこともあります。

ママ振袖で成人式に出席するためには、サイズや振袖の保管状態をチェックしておかなければなりません。

ママ振袖をお嬢様のサイズにお仕立て直し

まず、ママ振袖のサイズ直しが必要かどうか確認します。

せっかくのママ振袖も、サイズがあっていないと美しい着物姿になりません。寸法を測ってみてサイズが合わなければ、お嬢様の体格に合わせて寸法直しをする必要があります。

サイズ直しの基本用語
身丈 着丈に腰の折り返し部分(おはしょり)を加えた長さ。
ほぼ身長と同じになります。
首の後ろから肩山にそって手首までの長さ
袖丈 身長から45~47㎝ひいた長さ
サイズ直しの費用相場
袖丈直し 5,000~6,000円
裄直し 4,000~9,000円
(肩幅のみ、袖幅のみ、両方)
身幅直し 15,000~20,000円
身丈直し 15,000~25,000円

お嬢様の身長がお母様より10㎝以上高い等、サイズ直しだけでは対応できず、振袖をいったん反物に戻し、仕立て直さなくてはいけない場合もあります。早めに呉服店などに相談することをおすすめします。

ママ振袖の汚れ落としと修繕

次に、ママ振袖にシミやカビ、日焼けによる退色がないかチェックしてみましょう。

ママ振袖に、目立つシミや汚れ、金箔や銀箔のはがれ、刺繍のほつれがある場合も心配する必要はありません。丸洗いや修繕で見違えるようなきれいな振袖になります。色褪せがある場合や、柄の色を変えたい場合も染め直しをすればきれいになります。

汚れ落としには、丸洗い、シミ抜き、洗い張り(着物をほどいて洗います)があり、振袖の汚れの状態により方法が変わります。

汚れ落としの費用の相場
振袖丸洗い  8,000~15,000円
(長襦袢は半額程度)
染み抜き 2,000~3,000円
洗い張り  10,000~12,000円

柄の部分の金彩加工(金箔・銀箔や金粉を貼りつけた加工)や刺繍、柄たしといった修繕費用は、大きさや程度により料金が変わります。生地が痛んでいるときや汚れがひどいときは、汚れ落としや修繕ができない場合もあるので、早めに呉服店や専門家に相談してみましょう。

デザインが古いママ振袖は見劣りする?

着物のよさは次世代に引き継いでいけることです。よい着物は、しっかり保管をしていれば、次世代だけでなく、代々引き継いでいくことができます。

ママ振袖が最近流行しているのには理由があります。ママ世代が振袖を着たころはちょうどバブルの真っただ中。

ママ振袖の良さは、今の着物とは比較にならないほど質が良く、一点モノが多いということです。良いお着物は、小物を変えるだけで同じ振袖とは思えないほど印象が変わります。
そうした質のよいお着物が、他の振袖に比べて見劣りすることはまずありません

ママ振袖のコーディネートの3つの重要ポイント

ママ振袖のコーディネートで大切なことは、お母様の振袖の良さを生かしつつ、お嬢様のお顔立ちや雰囲気に合わせることです。そのうえで、最近の振袖のトレンドを取り入れてアレンジしていきます。

「好きなものを組み合わせたら、品がなくなって一層やぼったくなってしまった」ということもあるので、全体のバランスを見ながら帯や小物を選んでいきましょう

ママ振袖を現代風にアレンジするための重要なポイントは「帯」「衿」「草履とバッグ」の3つです。

1.袋帯や帯周りの小物

ママ振袖の袋帯と小物
小物の中でも一番インパクトがあるのは袋帯です。帯の結び方や位置を少し変えるだけでも雰囲気が変わります。

この機会に、お嬢様に合った帯を新調しておけば、ご友人の結婚式やお正月にも振袖をお召しになることができます。帯のレンタルを取り扱っているところもあります。
ママ振袖をアレンジできる帯紐
ママ振袖のイメージを変えるのは帯だけではありません。

帯揚げや帯締め、帯飾りの小物を変えることでより一層、現代風で華やかにすることができます。

帯揚げを鮮やかな色やアシンメトリーにする、帯締めにパールやバラのモチーフを取り入れる、帯締めや帯飾りを大振りで華やかなものにするなど組み合わせ次第で、好みのスタイルにアレンジできます

2.半衿や重ね衿

ママ振袖の半衿・重ね衿
袋帯の次に、振袖の印象が変わる部分は、お顔周りに近い「衿」です。半衿、重ね衿、刺繍衿の色や柄の合わせかたで全く違う印象になり、レトロスタイル、クールスタイル、ガーリースタイルなどお好みのスタイルに変えることができます。

今の半衿には柄つきや色つきのものが多くなっています。その理由はアップ写真を多く撮るようになったからというもの。

古典柄を生かすなら重ね衿はワンポイントに華やかな色を持ってくる、今風のスタイルにするならシンプルにして、ほかの小物の華やかさが際立つようにするなどメリハリをつけることも大切です。

半衿や重ね衿を選ぶ場合は、いくつかのパターンを用意して、ママ振袖やお嬢様の雰囲気、お顔立ちに似合う組み合わせを選んでいきましょう。

半衿や重ね衿は、お色や柄の好みでだけで選ぶのではなく、いろいろ試してみることをおすすめします。

以外な組み合わせが、振袖やお嬢様のお顔に映えることもありますよ。

3.草履・バッグ

ママ釣り袖に合わせたい草履とバッグ
草履やバックは、デザインだけでなく、ママ振袖のクオリティに合わせた質の高いものを選ぶことが大切です。

デザインだけで選んでしまうのとママ振袖の良さを消してしまい、見た目にもバランスが悪くなってしまいます。

レンタルする場合は、着物のクオリティに合う草履やバッグがない場合もありますので早めに手配しておく必要があります

帯や小物と合わせて草履やバックもそろえておけば、ご友人やご親戚の結婚式やパーティー、初詣など何度も着ることができますね。お着物代が不要になるので、検討してみてはいかがでしょうか?

帯や振袖、ヘアスタイルとのバランスがとても大事なので、専任のスタッフさんがいるところで相談しながらコーディネートしていきましょう。

ママ振袖を華やかにするヘアメイク

小物類と同様、ヘアスメイクも時代によって流行があります。
ママ振袖の髪飾り

また髪飾りも、写真のように昔のものよりも大振り・華やかな見た目のものが多く使われるようになっています。大きめの生花をアレンジして髪飾りにするのもいいですね。
振袖や顔立ちにより似合うヘアセットやメイクは変わります
美容室等で相談するときは必ず振袖だけでなく、半衿や重ね衿も一緒に見てもらうと失敗しません。

メイクは、一般的に普段のメイクよりも心持ち濃いめに仕上げることが多いのが、振袖を着るときのメイク方法です。

ご自身でメイクする方もいらっしゃいますが、せっかくの機会なのでヘアメイクと着付けをセットで美容室に依頼しておくと安心ですね。

最新のスタイルと古風なスタイルのどちらが、お顔に映えるかも相談してみましょう。

ママ振袖を選ぶメリット3つ

自分の振袖なので仕立て直しができる

着物は洋服と違い、着付け時にある程度サイズの調整ができる特徴があります。

とはいえ、やはり本人にぴったり合っているサイズのほうがきれいに着こなせるものです。レンタルの場合仕立て直すことはできませんが、ママ振袖であれば仕立て直しを依頼することができます。

ママと同じ着物で写真が撮れる

親子2代にわたって、同じ振袖で写真を残せることも、ママ振袖ならではのメリットです。

成人式の写真はお母様も残しているはずです。写真を見比べることで、お母様の20歳の頃の話を聞くなど、コミュニケーションのきっかけにできるのではないでしょうか。

お母様だけでなく、おばあ様を喜ばせることにもつながるかもしれませんね。

着物を用意しなくてよいので、他のことに費用をかけられる

レンタルするにしても、新しく購入するにしても、振袖を新しく用意するにはそれなりに費用がかかるものです。ママ振袖であれば、本来着物代として必要だった費用を、ほかに回すことができます。

小物類の新調に当てるほか、前撮りをゴージャスにするなど、思い出に残る成人式のために、お金を使いたいところはたくさんあるものです。

まとめ

ママ振袖を着こなす女性
ママ振袖についてお話してきました。内容のおさらいです。

  • ママ振袖のメリットは3つ
  •  1.レンタルとは違い、仕立て直しの依頼が可能
     2.ママと同じ着物での写真が撮れる
     3.着物以外の他のことに費用をかけられる

  • 着物やデザインが古くても、レトロで品良く感じられるので見劣りの心配はない
  • 着用前に着物の状態、シミや汚れ、柄が剥がれていないかの確認が重要
  • 小物や帯の新調、髪型やメイクをアレンジすると現代風の着こなしに!

最近ではママ振袖を着て成人式に出席する人も増え、それにつれてママ振袖のプランを提供する着物専門店も増えました。

京都きもの友禅でも、仕立て直しはもちろん、持ち込んだ着物を実際に着用して確認できます。まずは気軽に無料相談を受けてみてはいかがでしょうか?

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