成人式の振袖準備ガイド

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ママ振袖プランの流れ|最低限のリメイク・アレンジで脱地味コーデへ

自分の振袖を娘にも着てもらいたい…
ママ振袖は地味で古臭いって娘が思っていそう…

ママ振袖を娘に着させたいと思ってはいるものの、今の時代、地味で悪目立ちしたりしないか心配でしょう。また準備は何から手を付ければいいのかわからないママもあらかじめ成人式にママ振袖を着させるうえで必要なことや費用を把握しておくと良いです。

そこでこの記事ではママ振り袖は本当に地味なのかについてとリメイクに必要なこと、加えてママ振袖のプランの流れ、ママ振袖のアレンジ方法をご紹介します。

ママ振袖は地味ではない!脱地味コーデにおすすめの方法

ママ振袖
ママ振袖は今の時代に着ても地味と思われることはありません。ここ最近では現代風であるモダン柄の着物などがレンタルや購入をされるようになったため、そのようなデザインに比べると落ち着いた印象があり、第三者からの印象もいいです。

今の時代、ママ振袖を着て成人式に参列する人はママ振袖ブームにより以前より増えています。

1つ1つ手作業で丁寧に作られていたため、機械化して大量生産をするような今の着物とは比較にならないほど質が良く、レンタルやいま購入できる振袖と比較して誰ともかぶらない一点モノが多いからです。

「私の娘にママ振袖を着させたいけど、娘は私より小さいし、私と同じコーディネートにしたら地味になりそう」と思う方は、娘さんの身長に合わせてリメイクしたり、小物でアレンジさせましょう。

ママ振袖のリメイクで必要な3つのことと費用目安

紹介する振袖女性
ママ振袖は主に仕立てなおし、シミ・汚れ落とし、修正加工の3つがリメイクするうえで必要です。

ここではリメイクで必要な3つのことと費用目安を紹介します。

【リメイクで必要なこと1】仕立て直し

まずは親子の身長差と体格差があるかどうかママ振袖を娘に着させて確認しましょう。もしママ振袖を娘に着させてサイズが合わない場合は仕立て直しが必要です。以下が費用目安ですので参考にしましょう。

サイズ直しの基本用語
身丈 着丈に腰の折り返し部分(おはしょり)を加えた長さ。
ほぼ身長と同じになります。
首の後ろから肩山にそって手首までの長さ
袖丈 身長から45~47㎝引いた長さ
サイズ直しの費用相場
袖丈直し 5,000~6,000円
裄直し 4,000~9,000円
(肩幅のみ、袖幅のみ、両方)
身幅直し 15,000~20,000円
身丈直し 15,000~25,000円
(裾、内揚、それぞれ片方ずつ~両方)

ただし、娘さんの身長がお母様より10㎝以上高い等、サイズ直しだけでは対応できず、振袖をいったん反物(たんもの・和服や帯に使う1枚分に仕上げた布)に戻し、仕立て直さなくてはいけない場合もあります。その場合は、呉服店などに相談することをおすすめします。

【リメイクで必要なこと2】シミ・汚れ落とし

所有しているママ振袖にシミや汚れがある場合、シミ・汚れ落としをしましょう。

目立つシミや汚れ、金箔や銀箔のはがれ、刺繍のほつれ、色褪せで見栄えが悪くなってしまっているママ振袖を、再び見栄えのいいママ振袖に戻すことが出来ます。

汚れ落としには、丸洗い、シミ抜き、洗い張り(着物をほどいて洗う)の3つの方法があり、振袖の汚れの状態により方法が変わりますので以下の費用相場を参考にしましょう。

汚れ落としの費用の相場
振袖丸洗い  8,000~15,000円
(長襦袢は半額程度)
シミ抜き 2,000~3,000円
洗い張り  10,000~12,000円

ただし、生地が痛んでいるときや汚れがひどいときは、汚れ落としや修繕ができない場合もあるので、早めにママ振袖プランがあり歴史のある呉服店や着物レンタル屋に相談しましょう。

【リメイクで必要なこと3】修正加工

ママ振袖のデザインに娘が違和感を感じている場合、修正加工をする必要があります。

具体的にはデザインを変えるために柄足しを行ったり、華やかさを加えるための金彩加工などを行います。そうすることで、地味で娘が気に入らないようなママ振袖を一気に華やかな振袖に変えることができます。

どれくらい加工を付けるかによって費用は異なりますが、以下の費用相場を参考にしましょう。

修正加工費用の相場
柄足し加工  3,000円~20,000円
金彩加工 20,000~30,000円

ただし、加工範囲の広さによってはこれよりも高い値段が付く場合もあるので、事前に、ママ振袖プランがあり歴史のある呉服店や着物レンタル屋に相談するのがおすすめです。

ママ振袖のアレンジで押さえたい2つのポイント

ママ振袖を着るうえでおさえたい2つのポイントとして小物アレンジ、ヘアアレンジがあります。

それぞれどんなところを押さえるべきかをご紹介します。

1.小物アレンジ

小物アレンジは着物の柄をさらに引き立たせるアイテムとして非常に重要です。

具体的には、袋帯や帯周りの小物、半衿や重ね衿、草履・バッグのアレンジの仕方を押さえましょう。

ここではそれぞれのアイテムごとのアレンジ例を紹介していきます。

【1】袋帯や帯周りの小物

ママ振袖の袋帯と小物
小物の中でも一番インパクトがあるのは袋帯です。帯の結び方や位置を少し変えるだけでも雰囲気が変わります。

この機会に、娘さんに合った帯を新調しておけば、ご友人の結婚式やお正月にも振袖をお召しになることができます。帯のレンタルを取り扱っているところもあるので無理に今持っている帯を使わなくてもいいでしょう。
ママ振袖をアレンジできる帯紐
さらに、ママ振袖は帯揚げや帯締め、帯飾りの小物をアレンジすることでより一層、現代風で華やかにすることができます。

帯揚げを鮮やかな色やアシンメトリーにする、帯締めにパールやバラのモチーフを取り入れる、帯締めや帯飾りを大振りで華やかなものにするなど組み合わせ次第で、好みのスタイルにできます。

【2】半衿や重ね衿

ママ振袖の半衿・重ね衿
袋帯の次に、振袖の印象が変わる部分は、お顔周りに近い「衿」です。半衿、重ね衿、刺繍衿の色や柄の合わせかたで全く違う印象になり、レトロスタイル、クールスタイル、ガーリースタイルなどお好みのスタイルに変えることができます。

今の半衿には柄つきや色つきのものが多くなっていますが、もしママ振袖の古典柄を活かすなら重ね衿はワンポイントに華やかな色を持ってくる、今風のスタイルにするならシンプルにして、ほかの小物の華やかさが際立つようにするなどメリハリをつけることも大切です。

振袖アドバイス
半衿や重ね衿を選ぶ場合は、いくつかのパターンを用意して、ママ振袖や娘さんの雰囲気、お顔立ちに似合う組み合わせを選んでいきましょう。

半衿や重ね衿は、お色や柄の好みでだけで選ぶのではなく、いろいろ自分の顔や雰囲気と合うのか、試しながら決めることをおすすめします。

【3】草履・バッグ

ママ釣り袖に合わせたい草履とバッグ
草履やバックは、デザインだけでなく、ママ振袖のクオリティに合わせた質の高いものを選ぶことが大切です。

デザインだけで選んでしまうのとママ振袖の良さを消してしまい、見た目にもバランスが悪くなってしまいます。

レンタルする場合は、着物のクオリティに合う草履やバッグがない場合もありますので早めに手配しておく必要があります。そのため早めにお店に確認しておきましょう。

帯や振袖、ヘアスタイルとのバランスがとても大事なので、専任のスタッフさんがいるところで相談しながらコーディネートしていくのがおすすめです。

2.ヘアアレンジ

小物類と同様、ヘアメイクもママ振袖をうまく着こなすうえで重要です。

ママ振袖の髪飾り

最近は、髪飾りも、写真のように昔のものよりも大振り・華やかな見た目のものが多く使われるようになっています。大きめの生花をアレンジして髪飾りにするのもいいでしょう。

振袖や顔立ちにより似合うヘアセットやメイクは変わります。美容室等で相談するときは必ず振袖だけでなく、半衿や重ね衿も一緒に見てもらうと失敗しませんので、必ず美容室に一緒に持っていって相談するようにしましょう。

ママ振袖プランの一般的な流れ

ママ振袖のリメイクやアレンジに必要なことや費用がわかったところで、ママ振袖プランの一般的な流れを紹介します。

1 来店予約 
まずは信頼できる呉服店への来店予約をしましょう。持ち物としてママ振袖と長襦袢(ながじゅばん)、帯を持っていきましょう。

ここでの相談は無料の場合が多いです。この際に振袖のリメイク・アレンジの有無や、リメイク・アレンジの中でも仕立て直し、シミ・汚れ落とし、修正加工のどれが必要で、その中でも具体的にどんなリメイク・アレンジをしていくべきかもお店の人に相談しましょう。

2 イメージ打合せ&プラン予約
次にイメージの打ち合わせとプランの予約を行います。一般的にはカタログなどを見ながら娘のコーディネートイメージを伝えます。

またママ振袖以外の長襦袢(ながじゅばん)、帯などの小物を持っているものではなく新しくレンタルする場合やリメイク・アレンジする場合はここで一緒にプランを予約をします。

3 小物選び
次にママ振袖に合わせる小物を選びましょう。具体的には髪飾りやかばんなどをママ着物のデザインに合うように選びます。
4 試着
次にママ振袖を試着しましょう。小物類と振袖の相性が合うかどうかも最終チェックしましょう。
5 完成
ママ振袖コーディネートの完成です。
6 前撮り
ママ振袖コーディネートで前撮りします。何カットか(平均3カット~10カットくらい)を撮影します。
7 成人式当日
成人式当日は着付け、ヘアアレンジなども一緒に呉服店でやってもらい、成人式に出席します

ものによってはこの手順のほかにも記念撮影やスタイリングが含まれているようなプランなどもあるため、詳細なプランは店舗で来店予約する際に確認しましょう。

まとめ

最後にもう一度この記事のおさらいをしましょう。

  • ママ振袖は質が良く、レンタルやいま購入できる振袖と比較して誰ともかぶらない一点モノが多い上にリメイクで雰囲気を変えれば地味ではない
  • リメイクで必要なことは3つ
  • 1.親子で身長や体格が違うのなら必要不可欠「仕立て直し」
    2.シミや黄ばみなどがある場合、行うことで見栄えが良くなる「シミ・汚れ落とし」
    3.ママ振袖の雰囲気を一気に変えられる「修正加工」

  • ママ振袖を着こなすためのアレンジは、袋帯や帯周りの小物、半衿や重ね衿、草履・バッグのコーディネートバランスを考えること。加えてヘアアレンジは昔の髪飾りではなく少し華やかな髪飾りにすること
  • ママ振袖プランの一般的な流れは以下
  • 1.来店予約。ママ振袖をもって来店。リメイクの有無やその他相談をする。
    2.イメージ打合せとプラン予約。リメイクの費用やその他小物のレンタル費を確認。
    3.小物選び。振袖に合う小物を選ぶ。
    4.試着して小物の相性がいいかチェック。
    5.完成。
    6.前撮りで3~10枚カットをとる。
    7.成人式当日。着付けやヘアアレンジを行ってもらい成人式へ向かう。

ママ振袖は地味と思う方もいるかもしれませんが、良質な振袖で誰ともかぶらず、家族代々引き継いで着れます。他にない大切な一点ものとしてぜひ成人式で娘さんに着させましょう。

万が一、ママ振袖のデザインを娘さんが気に入らない場合も、リメイクやアレンジで雰囲気を大きく変えることができるため心配いりません。まずは信頼できるおすすめの呉服店に相談してみてはいかがでしょうか。
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